人類が追い詰められとき、世界最高の英知が反撃に立ち上がります。

お任せください。

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クレジット

SEMIは、この業界意識向上キャンペーンを実現させるため、惜しみない意見、リソース、支援をご提供くださった以下の協力団体および個人各位に対し、深く謝意を表します。SEMIの国際取締役会(International Board of Directors)、SEMI人材開発評議会(Workforce Development Council)、SEMI多様性および容認評議会(GLOBALFOUNDRIES)、Intel、 KLA-Tencor、Nanometricsおよび、SEMIのCEO兼推進者Ajit Manocha。さらにSEMIは、これまで一度もバニースーツを着用したことのないLA拠点の撮影クルーがクリーンルームを撮影できるよう、多大なご配慮をいただきましたApplied Materialsに特に深く御礼申し上げます。皆様、ありがとうございました。

とてつもなく大きな冒険は、限りなく小さなものから始まる

正にその通り。半導体(マイクロチップとも呼ばれる)は、今日、私たちが頼りにしている、事実上すべての現代技術に貢献しています。最先端の医薬品や人工知能は、そのほんの一例に過ぎません。小さいながらもパワフルなマイクロチップが、あらゆる形で私たちの未来を方向づけているのです。お任せください。

 

半導体とは?

半導体は、あらゆる電子機器の頭脳です。半導体は、1秒間に何十億回もの計算を実行し、膨大なデータを保存します。スマートフォン、コンピューター、ビデオゲーム、クラウドストレージ、宇宙旅行、高度な医療機器などを手にできるのも、その驚異的な処理能力のお陰です。

あらゆる現代技術の基礎となる半導体が進歩すれば、イノベーションも加速することになります。

 

未来はいかに形成される?

 

1000 億1

世界中で毎日使われているマイクロチップの数は、この銀河にある星の数に匹敵するのです

 

どこから来るの?

この驚異的な半導体を作るために投入されるものも、正に驚異的な人間の英知なのです。マイクロチップは、何十億ドルも投じて建設された世界中の製造工場(ファブと呼ばれる)で、原子層を一つずつ積み上げるという、信じ難いレベルの精度で製造されます。

実際、半導体製造は巨大産業であり、なお拡大を続けています。2019年における全世界の収益は5千億ドル、2025年には1兆ドルを超える見込みです。

 

製造工場の中を見る

 

20兆個以上2

一秒間に生産される半導体トランジスタの数。1年では1垓(1万京)個になります。

大好きなテクノロジーの中心で

車の運転中でも、ネットサーフィン中でも、コンピューターの操作中でも、いつも何十億個もの半導体に頼っているのです。つまり、半導体におけるイノベーションは、全領域かつ全世界におけるイノベーションを意味するということです。

人工知能

チップ設計の進歩によりプロセッサのスピードは加速し、人工知能(AI)のパワーを解き放ちました。今もこれからも、AIは、交通渋滞予測、天気予報、Alexaのような音声アシスタンスなど、私たちの日常に様々な面で影響を及ぼすことになるでしょう。

生命工学

2000年代初め、半導体は人ゲノムのマッピングをか可能にしました。現在では、さらにパワフルになったマイクロチップが、CRISPRゲノム編集から、生物学的医薬品や家庭用DNAテストキットに至るまで、バイオテクノロジーを一変させる技術をけん引しています。

ロボット工学

マイクロチップの進歩により、ロボットは、手術をしたり、小包を配達したり、火星の表面を動き回ったりできる非常にインテリジェントな機械へと進化しました。次に期待されるロボットの進化は、人工知能を統合し自律性を高めることです。

自律運転車

新しいパワフルな半導体の出現で、自動運転車の実現まであと一歩となりました。近い将来、車は機械学習を備えた人口知能によって、臨機応変に考え、他の車とのコミュニケーションをとり、未知の障害物も避けられるようになるでしょう。

1 Semiconductor Industry Association, 2018年
2 Darrin Qualman, 2017